今から20年ほど前だったか
小学校・中学校・高校が 夏休みの時
ある病気を持った子供達の 医療キャンプを
約1週間 ある施設を借りてキャンプをする。
其の時は 京都府北部の山の中に有る廃校
高校を卒業した人達は ボランティアで子供達の世話をする。
子供達は100人 父兄10人 ドクター3人 ナース5人 栄養士4人
ボランティアスタッフ20人 程の人数で行われる。
初日の夜 1人の低学年の女の子が女子トイレで泣いている。
「どおしたん!」って聞くと 女の子が「みんな鍵
閉まってんねん。」って言う。
女子トイレには4つの個室 全部ノックをして反応を見るが
反応なし。
手前の個室から扉をよじ登り中を見ると誰も居ない。
「誰か悪戯したな!」って思い 扉を開錠していった。
そして 最後 一番奥の個室の扉をよじ登って中を見ると
中に夏なのに赤い長袖の服を着た女の人が立っている。
無反応!
その個室を残し女の子が用を足すのを待って部屋に連れて行った。
次の日の夜 低学年の子供達が騒ぎ始めた。
「どおしたん!」って聞いてみると 「ここオバケおる!」
って泣き出す。
ボランティアスタッフを何人か付けて部屋に帰らせた。
3日目の夜 2階の高学年の部屋でトランプをして遊んでいた。
僕は廊下の方から 窓の方を向き 床に座って居ました。
教室の窓の外は崖になっていて 危険防止の為 全ての窓は
溶接されていて 開かない様になっている。
その窓が急に「バタン!」と音をたてて開き
また 急に「バタン!」と音をたてて閉まった、
その窓を見ると窓の外に 人の手首から先が浮いていた。
次の日の夜中に次の日の準備をするため 運動場の隅に有る体育倉庫
へスタッフの女の子とマットを取りに行きました。
その女の子が急に「ジャングルジムで誰か遊んでいる。」って言った
僕もジャングルジムの方に目をやると 5・6人の子供が 真っ暗闇
の中ジャングルジムで遊んでいる。
そのスタッフの女の子も今は この世にはいません。
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